銀聯カード(作成編)
こんばんは、いつまでたっても不惑にならないTadakossiです。
いやー、不惑と言われる年齢はとっくの過去に、文字通り過ぎ去っているのですが、海外に行くときにいつも迷うのが現地のお金をゲットする手段なんです。
銀行や両替所で両替するにしてもどこで両替したらいいのか、はたまたキャッシュカードのキャッシングは借金だからいやだとか…考えれば考えるほど悩みはつきません。
古い話ではありますが、2016年の4月に、初めての中国である上海への渡航を予定していたのですが、中国って、空港での両替に手数料が多くかかったり、街中には香港やバンコクほど両替所があるわけでもなく、人民元をゲットするにあたっていろいろ障壁があるということがわかりました。
ということで、そんな中でも選択肢は多いほうがいいだろうと、銀聯カードを作ってみることにしました。
日本で銀聯カードを作る場合、三井住友銀行などの日本の銀行でキャッシュカードとして作れるとの情報をみるのですが、よくよく調べると中国系の銀行の日本にある支店でデビットカードとして作れるみたいじゃないですか。
いろいろ調べると、日本円から人民元への交換手数料が、中国銀行では「0.15円/人民元」なのに対し中国工商銀行では「0.1円/人民元」とのこと。
さらに、2016年当時は中国工商銀行の池袋出張所が土曜日も営業してるらしい(2019年現在は土日祝休業)…。
結局これが決め手となって、中国工商銀行で銀聯カードを作ることにしました。
ということで、2016年のとある土曜日に中国工商銀行東京支店池袋出張所に行ってみました。
地方に住む私としては東京に来ることもそうそうありません。
この機会を逃すまいと、ついでに池袋にあるお気に入りの知音食堂という中国料理屋さんにも行きました。
ここは四川料理が中心のお店のようですが、なんとなく日本の中華料理とは違う本場の雰囲気を味わえるとってもいいお店です。
正直言うと、銀行行ってから知音食堂に行ったのか、知音食堂行ってから銀行に行ったのか記憶が定かではありませんが、とにかく銀行に行ってきた2016年の春でした…。
銀行は建物の3階にあるのですが、行ってみると、お客さんに応対してる行員のお兄さんとお姉さんが、なんとなくフレンドリーな印象です。
お客さんもどうも中国の方のようで、中国語で応対してるからそう見えるのでしょうか。
さて、ほとんど待たずに自分の番がやってまいりました。
中国語さっぱりだけど大丈夫だろうか…という不安も杞憂に終わるくらいネイティブの日本語です…っていうか、行員さん達、日本人なのか中国人なのか自分には判別つきません…。
詳細は覚えていませんが…ここはあくまでも日本の銀行扱いですよ、タオバオとかにも使えませんよ、銀聯カード使うときは登録した6桁の暗証番号プラスサインが必要ですよとか、いろいろと丁寧な説明受けて指示どおりに書類を提出すると手続き終了です。
ここの行員のお兄さん、私に対しても丁寧さを併せ持ったフレンドリーな応対をしてくれて非常に好感が持てます。
なんかこう、日本でしばしば感じるマニュアル通りの機械的な印象を受ける応対と違う、銀行とは全然関係ない人生相談でも話を聞いてくれそうな、人の暖かさを感じる応対でした。
ということで、後日送られてきたのがこのカード…
ちなみに、カードには「GOLD」とか書いてありますが、普通に口座作るとこのカードがやってきました。銀聯なのにGOLDとは…。
この口座、ネットで残高を確認できたり、自分の口座への振込もたしか三井住友銀行経由ですができたりと、来店する必要がないのも田舎町に住んでいる私には好都合です。
本当はWeChatPayやAlipayに紐付けられればいいんですが、残念ながらそれは不可能のようです…。
今回は、2016年に銀聯カードを作った古い情報でしたが、たぶん状況はそれほど変わっていないのでは、と思います。
今回作った銀聯カードは海外でも使ってみたのですが、その時の話は気が向いたら書こうかなと思います。