mobike活用(2019北京編)
こんばんは、やっぱり人生、体力勝負だと実感しているTadakossiです。
いやー、旅行中の話なのですが……街中を移動するのに、どうしても公共交通機関を使うことが多いんです。
それでまー、目的地がバス停や鉄道の駅に近ければいいのですが、ちょっと遠くなるともう面倒になって行くのをやめてしまうという……やっぱ体力を維持できるように頑張らないと、人生の糧である旅行を楽しめなくなってしまいますね……。
そんな私ですが、先日行った北京では非常に効率的に街中を移動することができ、体力の消耗も最小限に抑えることができました。
その大きな要因が、シェア自転車で有名なモバイク(mobike)…
便利そうだったんで、事前に日本でアプリをダウンロードしてアカウントを作成し、1000円分チャージしておきました。
さて、北京に行ってさっそくアプリを立ち上げてみると……あれ、周りはmobikeの自転車だらけじゃないですか…。
スマホの画面から目を離してよく周りを見ると、確かにあちこちにオレンジの車体が目立つmobikeの自転車が目に入ります。
こりゃアプリ立ち上げるまでもなく、簡単にmobikeの自転車を探せそうです。
ということで、適当な自転車に目をつけ、事前に調べたとおりにアプリを起動して車体に貼り付けられているQRコードをスキャンします。
すると、カシャッと小気味よい音とともにロックが外れ、走れる状態になります。
実際に使ってみると、便利便利。
自転車乗りたいなー、と思ったときにはすぐに見つけることができて、さらにどこでも乗り捨て自由って、想像以上に便利です。
もう、北京での移動の際には、高徳地図か百度地図のアプリと交通系カードを使って地下鉄や路線バスに乗り、歩きが必要な区間はmobikeを利用する……この組み合わせでかなり体力の消耗を防ぐことができました。
さて、北京の街中を自転車で走っていてわかったのは、思った以上に自転車を含めた二輪車用のレーンが整っている道が多いことです。
まー、道の幅がもともと広い北京でこそできることで、なかなか日本の都市では難しいかもしれませんが…。
いずれにしろ、中国の方が自転車が走りやすい環境は整っているように感じられます。
ただ……環境が整っていることと走りやすさは別物で…。
二輪車用のレーンと言っても、なぜか車が走ってるし、路駐の車は多いし、後ろから音もなく追い抜かしていく電動二輪車は多いし、挙げ句の果てにはノーヘルで加えタバコでスマホいじりながら逆走するバイクがいたりで、とても自転車で走りやすい環境とは言えないかもしれません…。
もう、ある意味、戦場を駆け抜けている感さえあります…。
まー、そんなバイクが目の前を走っていても、武装警察なのか普通の警察官なのか、何の反応も見せないところが中国らしくもあって楽しいのですが…。
とは言っても、慣れるとまー、それが普通になってなんとも感じなくはなり、便利さだけが印象に残るようになります…。
結局、4日間の滞在で9回乗って、日本円で200円弱でした、安いです。
こんなサービスが自分の住んでいる街にあったら便利だなーと思うのですが、やはり日本だと駐輪場だとか放置自転車問題とかで簡単にはいかないんでしょうなー。
まー、それでも自転車で走り回れるくらいの体力は維持しておくよう努力したいと思います。